平成19年9月12日 : 公開干潟分科会を開催します。


有明海再生機構「公開干潟分科会」のお知らせ

 有明海再生機構では平成17年度から21年度までの5年間の予定で佐賀県の委託事業として「干潟・浅海域における底質の物質循環に関する研究」を実施しています。この度、これまで2年間の研究成果を中間的にとりまとめ、併せてその内容を発表する場として、以下のとおり公開干潟分科会を開催することとしましたので、お知らせします。

 この研究は、有明海における干潟・浅海域の底質環境について、健全だったと考えられる過去から現在までの長期的な変遷を把握するとともに、それぞれの時代の底質の物質循環を解明し、有明海の底質再生の見通しを明らかにすることを目的としたものです。

 この2年間では、深さ1mから5m程度の底質のサンプルを採取し、底質の堆積速度や堆積年代に関する分析を行うとともに、その時々の底質環境を推定するための分析を行い、興味深い成果が得られております。

 会場との意見交換の時間も設けておりますので、多くの方のご参加を期待しています。なお、参加を希望される方は、会場の準備がありますので、あらかじめ事務局あてご連絡ください。

公開干潟分科会プログラム

1.日 時  平成19年9月30日(日) 13:30〜16:30

2.場 所  佐賀県農協会館大会議室(本館6階)
佐賀市栄町2番1号 TEL 0952-25-5321  (地図・駐車場案内図

3.内 容  
(1)佐賀県委託事業「干潟・浅海域における底質の物質循環に関する研究」の全体計画について

(2)報告
@堆積環境の変遷と堆積年代                      【復建調査設計株式会社 市原季彦】
キーワード 堆積相解析、生痕相解析、津波堆積物、年代測定

A貝殻遺骸群集からみた環境変化                    【九州大学助教 下山正一】
キーワード 貝殻遺骸群集解析、堆積環境、アサリ漁場の継続

B植物プランクトン遺骸群集からみた有明海湾奥部の富栄養化  【長崎大学教授 松岡數充】
キーワード  植物プランクトン、休眠細胞、富栄養化

 C有明海底泥の深さごと重金属濃縮から見た環境変化の歴史   【佐賀大学教授 田端正明】
キーワード 金属濃縮、年代別環境変化

          休憩15:00〜15:10

(3)全体討論
「テーマ: 過去から現在までの干潟・浅海域における底質環境の変遷」

(4)会場との意見交換

■NPO法人有明海再生機構 干潟分科会メンバー ■
座 長 松岡 數充 教授(長崎大学 環東シナ海海洋環境資源研究センター)
委 員 石松 惇  教授(長崎大学 環東シナ海海洋環境資源研究センター)
〃  瀬口 昌洋 教授(佐賀大学 農学部)
〃  田端 正明 教授(佐賀大学 理工学部)
〃  堤  裕昭 教授(熊本県立大学 環境共生学部)
〃  百島 則幸 教授(九州大学 アイソトープ総合センター)
〃  下山 正一 助教(九州大学 大学院理学研究院)
〃  大串 浩一郎 准教授(佐賀大学 理工学部)
〃  速水 祐一 准教授(佐賀大学 有明海総合研究プロジェクト)

〜申し込み・お問い合わせ〜
NPO法人 有明海再生機構 事務局
〒840-0833 佐賀市中の小路4−30高取ビル302
(FAX兼用)0952-26-7050
Eメール:npo-ariake@ceres.ocn.ne.jp