平成18年11月26日 第2回有明海講座を開催いたしました


【第2回有明海講座】

1)日 時:11月26日(日)午後1時半〜3時
2)場 所:佐賀市 「若楠会館」 佐賀市城内1−3−13
3)講 師:佐賀県有明海再生課 川村 嘉応 博士
4)テーマ:「有明海のノリ」 ノリの歴史、日本一の生産量と品質のひみつ

 11月26日に「第2回有明海講座」を佐賀市若楠会館にて開催しました。当日は県内外から有明海に関心のある一般の方、大学の研究者、漁業者など約50名の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

 第二回目の今回は、佐賀県有明海再生課の川村副課長に、「有明海の海苔」と題してご講演いただきました。
川村副課長は大学からこれまで長きに亘り、有明海の海苔の研究に携わられており今回は、海苔の生物、生理栄養の面、養殖の歴史、生産、海苔養殖と海況変化、海苔養殖の影響と海への寄与、世界の海苔養殖と幅広い観点から貴重な資料、写真を用いて分かりやすく説明いただきました。

 特に、有明海の海苔のおいしさの秘密やここ50年間で有明海の海苔養殖が飛躍的に伸びたことについて、社会的要因や技術面について写真を用いて詳しく説明いただきました。  
また、平成12年の大凶作以前も色落ちはあったが、近年、海苔の単価が安くなって漁業者の生活を圧迫したことも被害拡大の引き金になってしまった。近年は、生産枚数を増やして何とか成り立っている。赤潮の増加や貧酸素水塊の発生など環境問題や海外、特に中国の動向など海苔養殖を取り巻く状況は決して楽観できるものではないなどの興味深い話がありました。

第2回 有明海講座の様子

H18.11.26 有明海講座 講演録