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有明海再生のためのあなたの技術を募集します

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~「有明海再生に向けた技術提案ワークショップ」の開催~

 主催   特定非営利活動法人有明海再生機構

 後援   農林水産省九州農政局、国土交通省九州地方整備局
      佐賀県、熊本県
      (要請中)環境省、福岡県、長崎県

【開催趣旨】
 有明海では、海域環境の悪化やその影響と考えられる水産資源の減少が社会問題化してから長い年月が経過しました。地元では、漁場環境の改善や水産資源の回復に大きな期待が寄せられているものの、まだ必ずしも十分な成果は得られていません。その一方で、環境省の有明海・八代海等総合調査評価委員会とりまとめにあるように多くの科学的知見が得られてきたことや、有明海漁場環境改善連絡協議会における取り組みなど、再生に向けて着実に前進している面も出てきています。
 これからは、この取り組みをさらに前進させ、その動きを加速させることや、より大きな効果を出すことが求められ、このためには今まで以上に関係者の協調と活動の総合化が求められます。そこで、特定非営利活動法人有明海再生機構(以下、有明海再生機構という)ではその活動の一環として、有明海再生に繋がる新たな技術シーズの発掘に向けてあらゆる分野から広く技術シーズを募集して、技術提案ワークショップを開催します。
 提案され高い評価を受けた技術については、再生技術のニーズ、シーズにかかわる関係者(以下、関係者という)間でこの技術情報の共有化を図ります。そして必要に応じ、技術の改良や組み合わせなどを行い、再生に向けた実践的、効果的な技術の創造、総合化へと発展させ、実証試験などにつながるよう支援していきます。

【技術募集 応募要領】
 有明海再生に繋がる技術提案について、以下の事項を踏まえ、アイデア段階のものから実証段階にあるものまで、そして問題解決に向けて単一の技術からシステム的対応技術など幅広く公募します。

(1)有明海再生技術のニーズ
 有明海の環境をこれまで見てきた漁業者や研究者などから、有明海の流動が弱くなり成層化しやすくなった、それとも関係して貧酸素水塊が発生しやすくなった、そして干潟が劣化し二枚貝が減少したなど、多くの環境の変化の事象が指摘されています。これらの環境の変化はそれぞれが相互にかかわっています。これまで多くの研究者によって調査研究がなされ、環境変化の要因やそれらの因果関係については多くの知見が得られてきており、その集約は今年の3月に環境省の有明海・八代海等総合調査評価委員会において行われました。有明海再生技術のニーズは、その報告書からも読み取ることができると考えます。(http://www.env.go.jp/council/20ari-yatsu/report20170331/index.html)
 既存技術のさらなる効果的利用方法に加え、特に、以下のような将来への展開技術につながる新規性の高いものについても積極的な提案を期待します。
例えば、
〇貧酸素対策として、
・貧酸素水域での酸素消費量の削減を図るため、沿岸干潟の堆積ガタ土を地域の実態に合った適正に処理する方法。
・貧酸素発生水域の堆積物中に電導性の微生物あるいは電動物質を投入し、冬季に有機物の酸化を促進し夏季の貧酸素水塊の発生を抑制する。
・夏季の成層化を抑制する鉛直方向混合による成層破壊技術
〇シミュレーション技術として、
・堆積物の酸素消費を時間的に変化させることのできるプログラム開発
・ノリと植物プランクトン間の栄養塩の適正配分量を推定できるプログラム開発
・有明海の最適利用にかかわる社会的シミュレーション
〇環境DNA利用手法として、
・有明海に特有の希少生物の現存量を推定できる手法
・過去の生息生物種と生息量の推定手法
〇沿岸域環境の直接改善技術として
・陸域からの輸送土砂量を適正化できる技術
・沿岸域環境の直接改善技術の効率化
などです。

(2)有明海の特徴
 有明海・八代海等総合調査評価委員会とりまとめを参照してください。
(http://www.env.go.jp/council/20ari-yatsu/report20170331/index.html)

(3)応募方法
 有明海再生機構のホームページ(http://www.npo-ariake.jp/information/archives/28)より技術提案様式(別紙)がダウンロードできます。必要事項を記入の上、(PDF形式に変換後)下記アドレスまで送付ください。
 ・送信先アドレス npo-ariake@ceres.ocn.ne.jp

以下の内容を技術提案様式に簡潔(字数制限はありません)に記述してください。説明上必要な図表も添付してください。

  • テーマ
  • 技術提案にあたっての問題認識
  • 技術提案の概要
  • 技術提案でアピールしたい点

 

(4) 応募対象者  企業・大学・その他試験研究機関・個人等、分野・所属を問いません。

(5) 締切日    平成29年8月24日

 

【ワークショップの開催について】

・基調報告、技術提案者の説明、提案技術のポスター発表の3部構成とします。

・事前に応募者の発表内容に関する講演要旨集を作成し、当日配布します。

・提案技術については、当日ワークショップ参加者からも意見をいただき、有明海再生機構内に設置する“有明海再生に向けた技術提案・推進部会”(以下推進部会という)で技術の評価を行います。後日、高い評価の技術については、必要に応じ、推進部会、応募者、技術活用者等で、実証試験等、次の展開を協議します。

〇開催日  平成29年9月10日(日) 13:00〜17:00

〇場所   佐賀大学理工学部6号館 大講義室・多目的セミナー室

〇主催   特定非営利活動法人有明海再生機構

〇協力   一般社団法人水底質浄化技術協会

〇後援   農林水産省九州農政局、国土交通省九州地方整備局、佐賀県、熊本県

      (要請中)環境省、福岡県、長崎県

 

【資料】
①案内
②技術提案応募要領

応募様式ダウンロード(下記をクリックしてください。)
③技術提案様式(word形式)

 

  2017/06/26   admin
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