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果たすべき役割

目的

「NPO法人有明海再生機構」は、有明海の再生を願う全ての研究者の「知」を結集し、大学や企業、NPO等をネットワーク化することにより、有明海再生に向け、有明海の環境変化及びその改善方策等に関する調査研究を戦略的、効率的に推進するとともに、住民協働による有明海再生を強力に牽引していきます。

有明海再生機構のイメージ

「NPO法人有明海再生機構」は、大学や企業、NPO等をネットワーク化し、調査研究を戦略的、効率的に推進します。

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有明海再生機構の構想

「NPO法人有明海再生機構」は、大学等の研究者を正会員とし、これを県、市町村、企業、NPO等の支援・賛助会員が、それぞれの立場から支援します。

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主な役割

NPO法人「有明海再生機構」は、大学や機関の垣根を越えて有明海再生への志を同じくする様々な専門領域の研究者で構成されています。この人的ネットワークを活かして、有明海再生への取り組みを体系化し、効率的にコーディネートします。 

1)調査研究のコーディネート 
これまで研究者や行政機関で個々に実施されてきた調査研究を横断的に把握し、体系化して有明海に関わる研究者や機関が有明海に関する情報を共有化し、それぞれが効率的に調査研究を進められるよう支援していきます。

2)再生への取り組みのコーディネート
これまで、有明海のような閉鎖性内湾における環境に関する調査研究では、個々の現象を解明し、積み上げて全体の現象を解明する、いわば現象解明に始まる積み上げ型で行われてきました。しかし、再生機構においては、はじめに再生ビジョンに基づく具体的な再生目標像を生物指標等により立てます。そして、これを支える環境と現状の環境の乖離解消についてシミュレーションモデルにより分析し、行政、NPO等へその乖離解消の施策を提案していく、いわば俯瞰型の取り組みをコーディネートしていきます。

3)研究者や民間等における再生に向けた取り組みへの支援

・有明海データベースによる情報提供
・公募による応用技術シーズ等への資金支援
・技術コンサルティング、技術認証評価
・講演会、研究会、国際会議等の開催

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俯瞰的手法

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