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目指すもの

目指すもの

 

有明海は、美しい景観と特有な生態系を有するとともに貴重な漁業資源の宝庫として人々の生活を支え、人々に安らぎを与えてきました。
しかしながら有数の漁業生産性を誇ってきた閉鎖性内湾である有明海が今、環境の変化と生物・生態系の危機に直面しています。
このような事態に対処して、平成14年9月には「有明海及び八代海を再生するための特別措置法」が制定され、その施策の一環として調査研究面においては、国及び関係県が有明海における環境の保全・改善と水産資源の回復に関わる調査研究を推進し、その成果の普及を図ることとされています。
特別措置法も踏まえ、これまでも大学、国・県等において、個々の環境変化の現象解明や応急措置型再生対策が実施されて、数多くの成果を上げてきましたが、今もって有明海問題の解決への道筋が明らかにされたとは言えません。

NPO法人「有明海再生機構」においては、このような取り組みを振り返り、もっぱら海域における個々の現象を個別に解明し、知見を積み上げるという従来の手法から転換し、生物生息に必要な海域・底質環境の再生目標を科学的知見に基づいて設定のうえ、俯瞰的手法のもとに、これまでの研究成果をはじめとする環境情報を収集し、海域に止まらず、流域、干潟域までを総体として捉え改善すべき環境要素・条件を明らかにし、それに必要な再生技術を提案・検証していくこととしています。

このため機構においては、干潟域の物質循環など一部の未解明事象についての研究を行うものの
・再生目標の設定と俯瞰的方法による問題解決型のアプローチ
・有明海に関係する機関や研究者のリエゾン機能※
・有明海に関するデータベースと生物生息モデル等をサブモデルとする有明海モデルの構築
・海外との情報交換の推進及び有明海から世界への情報発信
・再生技術の提案と検証
などの分野で多彩な研究者の英知を結集し、10年間の期限を設けて活動を行っていきます。

※リエゾン機能
企業や社会ニーズと、大学の研究室・研究者のもつ研究テーマ、貴重な技術シーズのマッチングを行い、産学官連携による共同研究、技術移転等を実現させるための支援機能

有明海再生機構では「有明海を豊饒で人々に安らぎを与える海」 という状況を実現することを最終目標に掲げます。
この目標像を具体的には代表的な生物やその他の指標を使って「指標化」します。

 

再生ビジョン

・有明海再生の目標像(再生ビジョン)

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取り組みフロー

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