ホーム > 有明海のこと > 知りたい有明海 > いきもの

いきもの

有明海のいきもの

国内での記録が有明海だけに限られる種を有明海特産種と呼び、有明海以外ではごく限られた海域にしか生息しない種を有明海準特産種と呼びます。有明海特産種が23種、準特産種は40種以上が確認させています。
我々になじみの深いムツゴロウ、ワラスボ、エツ、ハゼクチなどは特産種に、シオマネキ、アゲマキ、ウミタケなどは準特産種に入ります。これほど大量の特産種、準特産種がいる海は他にありません。海水と淡水が混じり合う汽水域にすむ生き物も含まれますが、多くは泥干潟に住んでいるか、泥干潟の豊富な生き物を餌にしている生き物たちです。

有明海だけにいる生物

魚類
ムツゴロウ、ワラスボ、エツ、ヤマノカミ、ハゼクチ

カニ類腹足類(海に住むカタツムリ)
ウミマイマイ、アズキカワザンショウ、ヤベガワモチ、アリアケヤワラガニ、ハラグクリチゴガニ、ヒメモクズガニ

二枚貝類
シカメガキ

腕足類
オオシャミセンガイ

カイアシ類 2種

多毛類(ゴカイの仲間) 6種

平成27年5月29日(現地時間28日)、国指定の鳥獣保護区特別地区の「東よか干潟」(佐賀市)及び「肥前鹿島干潟」(鹿島市)が、ラムサール条約湿地に登録されました。
東よか干潟は、 ズグロカモメ、クロツラヘラサギ、ホウロクシギなどの絶滅危惧種を含む水鳥類の国内有数の渡りの中継地、越冬地となっています。環境省が実施している「モニタリングサイト1000」シギ・チドリ類調査において、2014 年の春期のシギ・チドリ類の飛来数は11,665 羽で全国で最も多い結果でした。
肥前鹿島干潟は、ムツゴロウ、ワラスボ、ハゼクチ、シオマネキなど干潟の生きものが生息し、ズグロカモメ、チュウシャクシギ、クロツラヘラサギ、ツクシガモなど多くの水鳥類の重要な渡りの中継地、越冬地となっています。「モニタリングサイト1000」シギ・チドリ類調査において、秋から春にかけての飛来数は、約1,700 羽(平成21~25年の平均)でした。
※ラムサール条約とは: 特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約

ミサゴ
ミサゴ
撮影者:鹿島市干潟展望館チーフ 中村 安弘

日本のラムサール条約湿地【環境省ホームページ】

※佐賀野鳥の会の久我事務局長と吉原事業・広報部長のお二人に、鳥の名前の同定をしていただきました。

植物

有明海に自生する植物としては、シチメンソウ(七面草)が有名です。シチメンソウは、アカザ科の一年草で有明海の一部に自生する世界的にも珍しい塩生植物です。秋になると赤く色づき、海の紅葉として知られています。
 シチメンソウの他にも、ヒロハマツナ、ヨシ、フクド、ハママツツナ、ホソバノハマアカザなどが有明海沿岸に自生しています。

シチメンソウ

佐賀県くらし環境本部有明海再生・自然環境課が運営する「干潟の生き物図鑑」

banner950.jpg

このページの上部へ